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服装や雰囲気でおしゃれなイタリアンに入りづらい?僕が感じる心理的ハードル

ふらっと街を歩いていると、ガラス張りの素敵なイタリアンが目に入る。ワインボトルがずらりと並んだカウンター、温かみのある照明、パスタの香りが漂ってきそうなあの雰囲気。そんなお店を見かけるたびに「いいなあ」と思うけど、ドアを開ける勇気は出てこずに、気づけば足が止まってしまう。

理由の一つは普段の服装だ。普段の僕はユニクロのジョガーパンツに白Tシャツが基本スタイルだ。通勤にも使える便利アイテムで動きやすく、最低限の清潔感はあるので気に入っている。でも、イタリアンの温かな照明に照らされるところを想像すると、「さすがにこの格好じゃ浮くんじゃないか」と思ってしまう。個人的にはスラックスかチノパンならそんなに気にならずに入店できる気がするんだけど、チノパンは乾燥機でシワが入りやすいため普段履きにすることを避けてしまっている。

それに、普段は髪も朝にクシで整える程度でちゃんとワックスを使ってセットまでできていない。さらに、コンタクトをいれるのが面倒で、また使っていると目がつかれてくるのでメガネ生活が続いているけれど、どうもメガネの自分はおしゃれでなくて野暮ったいイメージが抜けない。カウンターに座る自分を想像すると、なんだか場違いな気がしてしまう。

そして、一人で入ったときのお作法というものがわからない。一人で入ったらおそらくはカウンター席に通されるんだろうけど、眼の前で店員さんが作業をしているなかでなにか話す必要があるんじゃないかとか、なにか感想を伝えなきゃいけないんじゃないかとか、おしゃれなお店で馴染めずに浮いている自分が想像されてしまう。

あと、今諸事情でお酒が飲めないため、お店的にも単価の低い客と思われるような気がして、あまり歓迎されないような気になってしまう。

そもそも一人でイタリアンを楽しむという経験もあまりなくて、どこか「おしゃれなお店は誰かと一緒に行くものだ」と勝手に思い込んでいる節もある。

きっと本当はそんなに難しいことじゃないんだろう。服装だって気にしすぎだし、多少野暮ったくても笑顔でいらっしゃいませと迎えてくれるはずだ。ハードルを上げすぎなんだと思う。

次に見かけたら一回入ってみようかな。少なくとも町中のお店で入店を断られるようなことはないはずだし。

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はとまる
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