せっかく自作パソコンを組み立てたので何かプログラミングの練習でもしようと思いAndroid Studioを導入してAndroidアプリ開発を始めようと思い立ちました。
iPhoneよりも安価にできそうだし、という安易な理由です。
ところが私のAMD CPUではAndroid Emulatorが動かず苦戦。
調べてみたところ無事動かせたので備忘録がてら参考サイトを貼っておきます。
検証環境
- Windows 10 Pro
- AMD CPU (Ryzen5 3600)
- Android Studio 4.0
Android Studioをダウンロードする
これはCPU関係なく同じ操作。
公式サイトからAndroid Studioをダウンロードします。
具体的な操作は下記の本を参考にしました。
https://gihyo.jp/book/2018/978-4-297-10004-9
書籍はAndroid Studio 3.1.4であるが、最新版は4.0なので若干細かな操作や画面が変わっており注意が必要。
Android Emulatorの起動
書籍の中では仮想デバイスマネージャーの起動ボタンを押せば自動でエミュレーターがインストールされて起動されるというよう書かれ方をしているが、AMD CPUではそうはいかなかった。
下記のような文章が出てくる
StartService はエラー 4294967201 により失敗しました
Unable to install Intel HAXM
あまり詳しくはわからないがどうもAndroid EmulatorではIntel CPUを想定しているようだ。
AMD CPUでやっている人がいない訳がないと思い検索。
その結果下記サイトを見つけた。
https://webbibouroku.com/Blog/Article/amd-ryzen-android-emulator
詳細はリンク先を確認してほしいが、
- Windows Hypervisor Platformをインストール
- BIOS設定の変更
という流れでいけるようだ。
ここまではわりと何とかなった。
BIOSを起動
上記リンク先はASRock製のマザーボードについて書かれていたが私のマザーボードはMSI製。
そういえばBIOS起動はどのキーだったっけと思ったがPC起動中にDelキーでBIOSに入れるようだ。
https://freesoft.tvbok.com/tips/peripherals/bios_boot_fn-key_list.html
BIOS設定の変更
MSIマザーボードのBIOS設定については下記サイトを参照。
http://intint000.blog96.fc2.com/blog-entry-2072.html
[SVM Mode]を有効にすればいいらしい。
無事動きました
ここまでやって無事動きだしました。
AMD CPUはコスパ良好だけど時々Intelを想定しているソフトだと動かすのが面倒なことがあると聞いていたがこうなったのは初めての経験だった。
とはいえ調べていて新たに分かることも多いし個人的にはむしろ楽しいなと思っている。
以上備忘録でした。